アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」を三話まで観た感想
2話はちゃんと観れなくてザックリとした感想しかないんですが。
とりあえずトクナナのメンバーがそれぞれエルフやドワーフの血を継いでる、という事みたいですね。
エルフはテレパシー(相手の感情を読む)、ドワーフがなぜか狙撃能力、ヴァンパイアは超人的な身体能力辺りでしょうか。そしてホムンクルスがテクノロジー関連。
ホムンクルスは錬金術による人造人間なので面白いなーと思いますが、エルフ・ドワーフ辺りは少々の無理を感じてしまいます。
というか、何世代前なんでしょうね純血の異世界人が居たのは。
恐らく混血化が進んでるはずだと思うんですが、その辺りは余り突っ込んじゃダメなところ?
隔世遺伝で能力が強くなっていたり、混血の進んでいない部族の出身であったりとか、それなりに無理のない設定も作れそうですが。
それに血筋による能力は他の一般人にはほとんど見られないんでしょうか、その辺の説明もなかったかな。見逃しただけかもしれません。
人以外の種族の絶対数がそもそも少ないのかも。
後、気になるのは人間のメリットって? という点なんですが。他の種族から見て人間というのは能力的に何もないんでしょうか。
恐らくテクノロジーや自然を歪めて道具として使う能力なんでしょうけど、余り言及されないようです。ホムンクルスを作ったのは人間なんでしょうか、それなら色々と良からぬ妄想をしてしまいますね。
アンドロイドと同じでホムンクルスに人権はあるのか如何、とか。
まぁ、恐らくこの異世界要素というのは無理矢理入れ込んだだけの物だと思ってるので余り突っ込んだらダメなんでしょう。メインにあるのは正義の在り処だと思うので。
今のところ、このアニメは設定は緩めだけれど見所は作れているしそれなりに楽しめる、といった感じです。
他にも三話で出て来た魔術の扱いが良く分からない、というのもあるんですが。何だか重箱の隅を突っつくような感じがするので止めておきます。
一つだけ言わせて貰うと、術式を発動させれば爆弾と同じ効果が現れるって、なら爆弾いらなかったんじゃね? と。
あ、そういえば主人公がの術式から出た魔力? 両手で止めてましたね。この辺りは顔に傷のある男が「止め方を知ってる人間がトクナナにも居た~」等、言っていたので説明されるんでしょうね。
どうしても設定厨なのでこういうのが気になってしまうんですが、それによって作品の価値が下がった、という訳ではありません。
少し緩いぐらいが見ていて気楽というのはあります。攻殻とかまで行くと見ていて疲れる……。
あくまで重要なのはメインのテーマである正義についてです。
それについてはまた別の記事で書く予定です。