「宇崎ちゃん」問題に口を挟んでみる
まず、どちらが正しいといった話は一切する気がありません。それに法的な問題も管轄外なので触れません。
結論の一つを言ってしまうと、通じない人には何を言っても通じない。
これはその人の頭が悪いからとか性格的に問題があるから、といった意味ではなく、人というのは何らかのものにアレルギー反応を持っているものだ、という持論です。
何かを絶対に受け入れたくない、条件反射で反対してしまう。
これは一種の穢れ思想というか、人に備わっている習性なんだと思います。人というのはそうやって何かから自分の身を守るように出来ているのだと。
なので、宇崎ちゃんのポスターが環境型セクハラであるかどうかは知りません。その辺りの議論はよそで散々やっているだろうからお任せします。
じゃあ、どうしようか。というのを提案したいだけです。
通じない人相手にあれこれ言っても仕方がないし、かといって表現の幅が縮められるのは個人的に反対です。
なら表現の幅を広げるしかない、ですよね？
具体的に今回の宇崎ちゃんの話で考えると、
・刃牙テイストで筋肉ムキムキの宇崎ちゃん
・少女漫画テイストでメランコリックな宇崎ちゃん
・６０年後？ の少々しわがれたけれど老人の可愛さで魅せる宇崎ちゃん（これはさすがにファンが泣くか？）
・ウォーリーをさがせ！ ばりに山ほど居るキャラの中に、かなり際どい格好をした宇崎ちゃんが居る
・仮面○イダーのように変身した宇崎ちゃん
等々、一時期アニメのエンドカードであったあの感じですかね。別の作家さんがそのアニメのキャラクターを描くという奴。
これを作者さん本人がやっても問題ないし、別の作家さんに任せてもいい。
要は萌えや性的な物に見えなければいいんですよね、それでも恐らくファンの人たちにはネタとして通じると思う。
というか、反対してる人たちよりもファンの方が百倍許容量があるでしょう。ならそっちで勝負した方がいいんじゃないかと。
頭が固くなってる人たちに対しては遊び心で対抗して行くしかないんだと思います。
もう公共のポスターとかはそうやってネタの場と割り切って行った方がいいんじゃないかなぁ。まぁ、また一つ溝は出来ると思うけど、溝が深くなるか離れるかの差だとは思います。
