アニメをっち

アニメの感想、持論などを好き勝手に書いております

アニメ「旗揚げ!けものみち」 7話まで観てあれこれ語る

 継続して観ている作品。

 ちなみに一話観ての感想はこんな感じでした。

woti-samurai.hatenablog.com

 

 ではまず、『旗揚げ!けものみち』ってどんな作品?

 

──ケモナーでレスラーな主人公が異世界でペットショップを開く為に奮闘する話

 

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©2019 暁なつめまったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会

 

 特徴は良くも悪くも作者さん(暁なつめ)の味が良く出ているという点。

 

 『このすば』を観た方なら分かると思うんですが、登場人物の動機がハッキリしています。

 今作でも、ケモノが好き・金が好き・食べ物が好き・ご主人様(ドラ子)が好き、とそれぞれの着火点がハッキリと描かれています。

 そしてストーリーの中であるキャラが暴走すると他のキャラが止めに入る(もしくは突っ込みに回る)、という入れ替えの構造になっています。

 暴走するキャラはストーリーによって違うんですが、今作では主人公がそうなるパターンが多いですね。

 

 次にビジュアル表現。

 これはラノベにはなかった表現だと思うんですが(原作者はラノベ作家)、謎のアリが所々に居たり、主人公と揉み合っていたキャラが次のシーンで背後に倒れていたりと、漫画的表現が見事に使いこなされています。

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©2019 暁なつめまったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会

 

 そして漂うニート臭。

 この作品にも一応ちゃんとした目的はあります。ペットショップを作る事です。

 なのですが主人公たちは結構ダラダラと獣を愛でたり飯を食ったりと好きにやっていたりします。

 これはもう作者さんの性格としか言いようがないですね。

 

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©2019 暁なつめまったくモー助/夢唄/KADOKAWA/けものみち製作委員会

 

 

 キャラが立っている分、割と空気を読まない発言や行動も多いです。でもそれが受けているのは個人的に嬉しい傾向ではあります。

  そんなキャラの強い連中がお祭り騒ぎ的にワイワイやってるんですよね、そこが一番の魅力だと思うんですが。その辺りの分析はまだ出来ていないです。

 

 

 一応、知り合いの中では今期で一番人気のようですね。まぁニコ動の範囲でしか語っていないので、それ以外の作品はノータッチだったりしますが。

 ともかく既に折り返しは済んでしまったので、残りの話数でどう上手く終わるのかを楽しみにしたいと思います。

 可能なら一話ずつの解説も入れてみようと思います。