アニメ「慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」8話についてほどほど慎重に語る
文字が見えにくかったのでブログのデザインを変更しました。スマホの方には関係ないですね。
では、8話「清楚なくせに淫乱すぎる」について。
(このサブタイトル間違ってない……?)
まずは『慎重勇者』ってどんな話?
──慎重すぎる勇者が天界と地上を行き来し、神々や人々に迷惑を掛けながら魔王を倒す予定の話
8話はどんな内容?
──弓のスキルの最終試験で女神を撃破(?)し、ハエの魔物ベルブブも倒す。でも最強のヨロイは壊されましたとさ
ストーリーは大きく分けて三つ。
- 弓スキルの最終試験、ケダモノと化した弓の女神を矢で貫く
- ベルブブを弓で狙撃しようとするが邪魔が入り、上空まで追いかけて弓スキル+αで撃破
- 戦いの後始末(いつもの)と最強のヨロイの情報を入手するが、ヨロイは四天王の一人によって溶かされてた
相も変わらず引きがいいですね。やっと敵を倒したと思ったら次の敵や問題がやって来て不穏な形で終わる。
ここまでの話でストーリーの流れは大体つかめたと思います。
敵の出現→修行(ついでに神の一人を色んな意味で倒す)→慎重なバトル→勝利、そして次の展開or不穏なEND
こんな感じでしょうか。敵の魔物より神々の方がキャラがいいのも特徴と言えますね。
でもこれって考えていみるといいやり方で、倒してしまう敵よりも再度登場する機会のある神々の方に力を入れておいた方がいいですよね。
同じバトルものでもライバルキャラに魅力のあるスポーツ作品を考えると納得が行きます。
では一つずつ行きましょうか。
まず弓の女神なんですが、もっとお色気な路線で攻めてくるかと思ったら思いっきり物理でした。性欲に狂った獣という。
余り嬉しくないお色気シーンが続きました。
この辺りの描写も原作にはない部分でしょうね。
そしてこういう表現を見ると、むき出しの本能や野生というのが現代社会でどれほど危険視されているかを実感します。
まぁこんなのが迫って来たらいつの時代でも逃げ出しますが。
そんな女神を見て荷物持ち(男)が「まるで魔王軍みてぇだ……!」 と言ってしまう場面がありました。
もしかしたら天界と魔界の違いは人間にとって敵か味方かの違いだけで同じようなものなのかも……? なんて思いましたが、これはただの邪推でしょう。
女神が撃たれる前の「三秒で昇天」辺りの台詞は余りにひどくて引用できません、でも爆笑でした。その前のショタ発言といい、今回はかなり吹っ切れてるようです。
次のベルブブとのバトルですが、戦略と読み合いが多く見せ場としては地味な印象になりました。まぁその前の女神との戦闘が色んな意味で凄かったせいかもしれませんが。
しかしハエが「俺は慎重だからな」的な発言をしませんでしたね。これは別にテンプレには入ってないのかな。
そして後始末、ここで荷物持ち二人の新たな力が発揮されます。前回、解放すると言われていた力ですね。予想と全然違いました。
思ったよりまともなスキルで、補助魔法のヘイストとスロウでしたっけ。それでどういうオチだったかというと、全く使わせて貰えないという。
まぁ、いつも通りです。
この回の冒頭で勇者の元カノみたいな女神が言ってました、「勇者は大抵の事は一人でやる」と。この勇者の行動原理です。
基本的に誰の事も信用していない、だから全て自分でやる、という。
この辺りの事がギャグとして描かれているように見えますが、言っておきます、この勇者マジもんです。本気で人を信用してなくてたまに引いてしまいます。でも、そういう人物なんです。
まぁそれでも後片付けの手伝いを任せるぐらいには荷物持ちの二人も信用された、と考えていいんでしょうね。
絶対に自分にヘイストは掛けさせないんだろうなーとか、魔法を跳ね返す絵が浮かびます。
真剣な勇者とドン引きしている女神さま、いいコンビです。
こういう引いた顔や変顔の女神が画面の隅や背後にちょこっと描かれていたりして、それを探すのも楽しかったりします。
いいアニメです。
思ったより文字数が多くなってしまったのでまた記事を二つに分けます。次の記事ではもう少し突っ込んだ話をする予定。
最後に、どうでもいいけど気になったのを一つ。
この木なんですが、妙な形をしていますね。伝説の木か何かなんでしょうか? それとも女性器のメタファー? 女神もセットで化け物みたいに見えますね。謎の木です。
うーん、少々慎重さに欠ける画像をアップしてしまったかもしれません。
最後の最後に今週の変顔女神。
あっちょんぶりけ。
ニコ動のコメントを見るまで気付かなかった。