アニメ「星合の空」 9話段階でのザックリとしたまとめ
この記事で扱う内容は以下の三点。
- キャラクターの整理(主に家庭環境)
- 序盤の予想と違った点
- 監督へのインタビュー記事と次の展開の予想
まず1から行きますが、ぶっちゃけwikiを読めば分かるような内容なので飛ばして貰って構いません。自分用のまとめという感じです。
公式サイトの登場人物ページ。それぞれペアで配置されています。
そして恐らくなんですが、8話までこの八人しか載ってなかったんですね。マネージャーの人物説明を見ようと思ったら無かったので(8話がマネージャー回)。
追加された分。
女の子はともかくとして、一番右は「お前かよ!」と思わず突っ込んでしまいました。
では上の段から行きます。左から順にザックリと、
- 父親の虐待、今も金をせびりに来る
- 母親との不仲 兄の存在が救い
- 乳児期に母親が育児ノイローゼで熱湯かけられる、背中にヤケド跡
- 捨て子で養子だった
はい、余り文字を読み込まずに「あー、そうそう」程度で進めましょう。
次に下段。
- 子供にサッカーやらせたい父親と辞めちゃった子供
- 後妻と父方の連れ子
- モンペの子供
- 関西弁……?
いや、関西弁に罪はないです。でもwikiを見てもそれしか書いてなかった。だからこの子がまだ残ってるんですね。
公式サイトによると両親が関西出身とのこと、東京育ちらしいので何かあって引っ越して来たという訳ではないようです。
どうにも右側の四人とマネージャーの顔の見分けが付きにくくて情報が混乱してしまってます。間違った事を書いてないか不安なので(それ以上に書き損じが多いですが)一度まとめておきました。
原因はオッサンという不治の病……!
2に行きます。
『星合の空』についての一番最初の記事です。
予想というほどのものは書いてなかったですね、「全く想像がつかない」と書いてました。間違ってはいない。
でも印象が変わったのはスポーツの位置付けでしょうか。ソフトテニスを通じて心を通わせる、と思ってたんですが、色々ある子たちがそれぞれの理解でやんわりと繋がり合っている、と解釈した方が良さそうですね。
まぁスポーツが全く無関係って訳でもないんですが。
それに家庭の問題を深堀するのは主役級の二人だけだと思ってたんですよね。それがまさかここまでやるとは……。
やはり一話だけでは分かりませんね。
ただ、一つ言っておきたいのは全ての子に救いがない訳じゃないんです。サンバイザーくんは母親と仲がいいし眼鏡くんには兄が居る。他にも姉妹や兄弟が居たり里親はいい人だったりと、その辺りもしっかり描かれていたりします。
親に関してもそうですね、両親共に問題があるという家庭はない。どちらかはフォローしてくれたりしています。モンペの父親はちょっと分かりませんが……。本当に救いのない家庭はモンペの家ぐらいでしょうね。
今の文章で勘のいい方は気付いたかもしれないんですが、これもポリコレって言うんでしょうか、ジェンダーバイアス?
ちゃんと配慮されてるんですよね、父親が悪い・母親が悪いという一辺倒にならないようになっている。兄弟や姉妹もそうです。
かなり作り込まれた作品なんですよねー、残念ながら人気はそこまでのようですが(というかこれが大人気になったらそれはそれでやばい)。
3に行きましょう、話が脱線してきた。
監督のインタビュー記事です。
やってみたいなと思っていたのは、映画の「スタンド・バイ・ミー」ですね。あれはアメリカの、ベトナム戦争が終わった時代ならではの空気が反映されているし、親から離れられない子供たちの苦悩をちゃんと描いていて、じゃあ現代の日本を舞台に「スタンド・バイ・ミー」をやるとどうなるだろう?っていうのが、ずっと自分の中にはありました。」
『スタンド・バイ・ミー』は過去に観ているはずなんですが、完全に記憶から消えているのでwikiを参照。
問題を抱えた少年たちの心の触れ合い、という感じですかね。
死体を見つけたら有名になれるって……、と少々時代の荒さは感じましたが。
この旅の部分がソフトテニスというスポーツになっていて、子供たちが協力して何かを成し遂げようとする。その何かっていうのを完全に忘れてたんですが、グーグル先生に誘導されて「星合の空 ネタバレ」で検索したら出て来ました。
(リンクを貼ろうかと思ったんですが、アニメを無料で見る方法等のサイトなのでやめておきます)
部活の存続です。次の大会で一勝できなければ廃部になる、という。そんな設定完全に忘れてた……!
なので9話の骨折は本当に痛いですね。正直、全治二ヶ月なら大会を一回逃すだけだし。現在、中学二年なので三年になっても受験はあるけど部活は続けられる。
どうなるんでしょうね、まだ諦めないと思うんですが。
*ここで勘違いがありました。全員が団体戦に出る必要がある、と勝手に思い込んでいたんですが、実際は三ペア居ればいいようです。失礼しました。でも記事としては残しておきます。
じゃあどうするか? という事で三案出してみます(当たらないけど)。
一つは手首を骨折した子が利き手じゃない方の手でプレイする。ペアが居るのでフォローは出来るでしょう、でも動くだけで結構辛いと思う。
二つ目はマネージャーですね、お前やってみろ! という。恐らく今から新キャラは出さないと思うんです。リアルな話ならソフトじゃないテニス部から部員を調達するんでしょうけど、残り話数的に新キャラは難しい。
そして三つ目、最後ですね。これはかなり大穴ではあるんですが、この記事の最初の項目に書いたキャラ整理。公式のキャラクター一覧にちゃっかり入り込んでいたあの強豪の赤毛っぽいキャラ。
あいつがまさかの転校生で……! と書いていて笑ってしまいました。まさかねぇ。
何にしろまだ諦めるのは早いです。
ただ、『スタンド・バイ・ミー』をやるという事は必ずしも部活の存続が成功しなくてもいいと考えられます。一緒に何かをやり切ったという経験を重視するはず。なのでやっぱりラストは分かりませんね。
とりあえず全ての家庭問題が解決する、というのは無いです。解決策は原因である親元から離れる、それと周囲の理解は不可欠でしょうから。
それは主人公たちが中学二年という段階で分かっている。
唯一、解決しそうなのはサンバイザーくんの親父さんですね。そこがどう解決するのか……、すっげー楽しみです!
予想外に記事が長くなってしまったんですが、それでもまだ書き残しがあるのでもう一つ書くと思います。
正直このアニメ、何度も言うけど万人向けじゃないので需要もそんなに無いと思うんですけどねー。