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アニメ「慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」11話について軽率に語る

 えっと、既に観てはいたんですが、その時に体調が悪かったせいか余り感情移入できなかったんです。

 でもニコ動のコメントは盛り上がってて「神回」とか言われてるし……。

 見返してもいまいちピンと来ないままで、記事として取り上げるか迷ってました。かといって11話だけ歯抜けになるのもあれなので、サッと書いてしまおうと思います。

 余り内容はないと思います。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 

 

 

概要

 

 『慎重勇者』ってどんな話?

 

──慎重な勇者が天界と地上を行き来して神々や人々に迷惑を掛けながら最高難度の世界に挑む話

 

 11話ってどんな話?

 

──遊べると思い浮かれた女神は水着を買いに、だが城に戻っても勇者は帰って来なかった……。天界へ聞きに行くとそこで勇者と女神の過去が伝えられる

 

 11話は前・後編。

  • 浮かれた女神が水着を買いに
  • 明かされる勇者の過去、そこには人だった頃の女神の姿もあった

 

 前編と後編のギャップが凄いです。

 

前編

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 ずらっと水着が並んでます、水着専門店ばりの店内。混浴温泉用の水着らしく、それを聞いて興奮する女神。ほんとに顔芸が豊かでいらっしゃる、声優さんもはっちゃけてていいですね。

 ちなみに現代社会に水着が登場するのはここ1~2世紀の間です。女性が肌を晒すのは歴史的に見て最近。

 でもファンタジーで水着が普通に存在するのはDQの例の水着の影響でしょう。

(いいぞスクエニ、良くやった)

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 煩悩あふれる女神様、勇者の「ゾウさんが丸見えなって」という台詞と共に、眼球からゾウの鼻が飛び出してます。細かい。

 どうでもいい事を言うと、最近のヒロインは義務なのか知らないですが処女アピールが多いです。でもこの女神様は躊躇ないですねー。その辺の事も後編に分かります。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 勇者が見つからず天界へ、すると勇者の元カノ女神が涙を。

 表情を全て見せない手法は思ったより多用されてますね、主に口元だけ映す方法になりますが。

 悪者が「ニヤリ」とやるのと同じ方法。見せない事で想像させたり、この場合は涙に視線を集めたい為でしょうか。

 

 

後編

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 元カノ女神に連れられてこんな場所へ。台詞等で説明されていないので何なのかは分かりません。でも「世界樹」辺りが浮かびますね。女神の魂が封印されているらしいですが。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 そして勇者が一人で魔王に向かった事が告げられます。理由は仲間を守る為、と。

 チェインディストラクション(勇者と女神を殺せる力)の存在ですが、勇者っていつ知ったんでしょうね? 女神が話したのか戦帝の時に隠れて聞いてたのか。

 

 それと何気にこの老婆神が勇者を「あの子」って言ってるのがいいですね。人によって見え方が違うのをサラッと書いてあるのが素晴らしい。これが書けない人って結構居るんです。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 勇者のレベルがカンストしていた。

 これはニコ動のコメントで既にネタバレされてました、あえて触れてません。でもここ、ゲーマーなら突っ込むところですね。レベル99でカンストっていつのRPGやねん!

 

 ここから前世の勇者たちの話に。

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 慎重じゃなかった頃の勇者。常に口元が少し上がってます、自信に溢れてますね。

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 無謀な戦闘で満身創痍。

 ここでこの元カノ女神は何をしてるんだ? と思ったんですが、ニコ動のコメントで解説がありました。どうやらこの女神は開錠や罠回避のスキルがメインで、戦闘では一切役に立たないようです。

 というか、パーティーに女神が居るってどこのRPGなのか、考えるほどに良く分からない設定ですね。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 飛んでラスボス戦へ。

 倒したと思ったが魔王には命が二つあった、賢者の村に行っていればその情報が手に入ったのに……。と、結構胸くその悪い展開でした。

 しかも殺される前に人だった頃の女神のお腹には子供が居る、と。

 

 ちょっとこの辺りは盛り上げる為の味付けみたいで余り好きじゃないです。体調が悪いのもあってか全く感情移入できずに観てました。

 でもまぁ確かなのは、女神は処女じゃなかった。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 全てを告げられ泣き出す女神。

 あの勇者を選んだのは偶然ではなかった、運命に引き寄せられたのだ、と。

 

 運命の人であったり仲間を大事にする男であったり、この辺は少女漫画メソッドではないかと思われます。

 チラッと「なろう」を覗いていた事があるんですが、女性向けの異世界転生で転生後に運命の人と再会する、というパターンが存在するようです。

 読んだのがたまたまそうだった可能性もありますが。

 

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 最後はパーティー全員で勇者の後を追う事に。

 

 ラストの文字はちょっとグッと来たので、そこは各自観て下さい。もう観た方は思い返して下さい。文字起こしもしません。

 

 

 にしても気になるのは、前世で不遇だったあの魔法使いの男ですね。足がもげるは丸呑みされるわ、録な目に合ってない。どうか彼も転生して幸せにやっている事を願います……。原作では出てるんだろうか?

  それとまた余計な突っ込み。勇者の慎重さとあの病的な人間不信はちょっと異質なのでは? と思ったけどまぁいいか。

 

 

 

 

 

今週の変顔女神

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©︎土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 はちょっとお休み。

 ラスト付近で、「私、行かなきゃ」と決心した時の女神様の顔。というか目です。なぜか元カノ女神の姿が。

 霊障でしょうか……? いや、何か意図的なんだと思いますが、良く分からなかったので。