アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」について内容を予想してみる
地上波より先に記事を投稿する為に、時間がないのに無理やり予想記事を書き上げます。というか放送日を勘違いしてた、おのれ地上波、許さん!(自分のミス)。
この記事は既に出ているだけの情報で内容を予想するという無謀な試みです。絶対に外すので安心して読んで笑ってやって下さい。
各種情報
公式サイト
イントロダクションより
殺意を感知するシステム「ミヅハノメ」を用いて、犯罪事件を捜査する組織、通称「蔵」。そして、「ミヅハノメ」のパイロットとして犯人の深層心理「殺意の世界(イド)」に入り、事件を推理する名探偵・酒井戸。頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする連続殺人鬼メイカー「ジョンウォーカー」の影を追っていく。
公式トレーラー01(多少、ショッキングな映像が含まれます。苦手な方は再生しないで下さい)
公式トレーラー02
公式トレーラー03
(どうしよう、全く分かんない……)
分析
とりあえずタイトルですが、IDと書いて「イド」ですね。アイディーではない。意味はIdentificationの略で識別・証明・身分証明書、等となっています。
INVADEDは侵略。Invadeの過去・過去分詞形なので、侵略した・される辺りでしょうか。
そのままつなげると識別侵略、証明侵略等。
トレーラー内で主人公が自分の事を忘れているのも何か関係があるようです。
次に脚本の舞城王太郎という方ですが、数年前に一冊だけ小説を読んでました。
こちらです。
内容は推理物なんですが、次々と新しい事実が出て来て名探偵の推理が覆される。更に最後には宇宙論にまで行き着くという中々ぶっ飛んだ内容だったと記憶しています。
脚本の方のwikiはこちら。
『ディスコ探偵』が五大奇書入りしてる……。
なので内容は、いわゆる推理物やSFの枠に留まらないものであるのは間違いないでしょう。その上で何を仕掛けて来るか、という事になります。
これは楽しみである反面、不安でもありますね。設定が分りづらくて離脱する人や、観ていても理科できずに取り残されるというパターンもありそうです。
トレーラーの分析
まずイントロダクションから分りにくい。「殺意を感知するシステム」というのが発明された未来で、それを使って事件を解決する組織が存在する。
そしてそのシステムにはパイロットが必要で、それに乗っているのが主人公である「酒井戸」な訳ですね。そして連続殺人鬼の「ジョンウォーカー」を追う、と。
これだけの前提情報を視聴者にスンナリ理解して貰うだけでも結構大変だと思うんですが、果たしてどうなるか。
そしてトレーラーを観ていくと、もう訳が分からないよ。
まず01から。
このビジュアル、なぜか綺麗だと思ってしまいます。日常的にある風景が見事に分断されている。
でも主人公が当惑しているから未来のシステムの「ミズハノメ」によって出来た風景ではないのか、それとも主人公が記憶喪失でそう思っているだけなのか。
この場所が恐らく犯罪捜査の組織「蔵」なんでしょう。何気に名前が和名ですね、カタカナにするのが最近は多いんですが。
「俺は世界のあり方すらも疑っている。世界の為に何か自分の役割が用意されていると信じるのはおかしいだろうか」
この台詞は主人公がこの世界を変える何物かである、と解釈してもいいと思われます。というか、どうしても『ディスコ探偵』の文脈で見てしまうな。
ショッキングな部分はあえてキャプチャしてません。「金魚ちゃん」と言われる女の子の死体? ですね。それと主人公の体がデータのように分断される。痛みがあるのは意外でした。
でも、その前のシーンで既に腕が切れてるんですよね……。順番が違うのか何なのか。更に頭パーンもされてます。
流血や叫ぶ表現は最近減ってるんですよね。若い子には余り受けが良くないイメージはありますが。
この作品はそっちの方面のビックリをかなり仕掛けて来るのは間違いないでしょう。
もう一つ、この手に持っているのが「ミズハノメ」なんでしょうか?
あ、というかやっと分って来ました。あの分断された世界が犯人の深層心理の世界って事ですか。記憶だから断片的になっている、そう解釈したらいいんですね(多分)。
深層心理に入り込んで事件を解決する、というのも妙な話ですが。犯人が捕まっていないのだと考えると、「ミツハメノ」は殺意と共に犯人の記憶も引き出す力があるんでしょうか。
トレーラー02に行きます。
が、余り新しい情報はなし。
パイロットというのはこれですね、これが犯人の深層心理に入る為の装置のようです。
他には「カエルちゃん」の死体が状況を変えていくつも出て来ます。どうやらこの女の子は特殊な存在のようですね、犯人に何度も殺されている可能性がある(もしくは犯人の妄想か)。
トレーラー03へ。
「イドへ入れるのは殺人を犯した奴だけだ」
この台詞で主人公も犯罪者であると分ります。この犯罪者を警察側に取り入れるというパターンは良くありますね。『PSYCHO-PASS サイコパス』や少し前までやっていた『フェアリーゴーン』もそうでした。
ここから時間がないのでキャプチャ画像なしで行きます。
大まかな流れは、現実で起こる連続殺人と主人公が侵入した連続殺人鬼の記憶の世界がリンクしながら進んで行く。
今更ですけどイドって心理学用語でありましたね。
「本能的衝動の貯蔵庫」
予想
ではテレビの放送開始前に無理から一つ予想を出してみます。
連続殺人犯の「アナアキ」を人ではなく世界の意志のようなものと考えてみます。なので人が殺されていくのは事件というより事故。そしてカエルちゃんという子をエヴァ的な人類の代表と仮定します。
カエルちゃんは殺され続け、人の意識は殺され続ける。じゃあ主人公は理性辺り? でも主人公も人を殺している。
何か世界系の匂いもちょっとしますね。
人の自滅本能(タナトス)によって殺され続ける無意識というのも面白いかもしれない。
すいません、かなりこんがらがってる。
話がとこかにポンと飛ぶのは分ってるので、その方向が分ればある程度分析できるんだけど。
衝動の集合体を連続殺人犯とすると、それを止めるのもまた守りたいという衝動。それが主人公として、じゃあ守って終わり? っていうのもいまいちつまらないですね。
じゃあ、この世界に存在する人間が全て衝動によって突き動かされて行くようになる、そしてパニックになった人間たちを主人公がまとめてイドの世界に突っ込んで記憶を失わせる。そして理性的になった人間だけで新しく社会を作る。
こんな感じで勘弁して下さい。
誤字・脱字等もチェックしたいけど、あえてこのまま残そうか悩み中(翌朝にちょっとだけ手を加えました。でも内容に変更はありません)。