アニメ「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の展開を予想する
予想というか、こんな展開面白くない? という感じの記事。
余り書く気はなかったんですが、観たらやっぱり書きたくなるのは『まどマギ』ファンのサガ。
ほんとは最初から順に見て行きたいんですが、長くなるのでポイントのみに絞りたいと思います。
まず分析
主人公の忘れた記憶とは?
作中でノイズと共に現れる少女、1話の最後に「うい」という名前で呼ばれる子です。同じ部屋に居たり主人公が間違えて二つお弁当を作っていたり、そして最後には二人が並んで写っていたであろう写真が。
恐らく姉妹か双子と思われますが、なぜこの子の存在を記憶から消したのか? この点はいまいち不明ですね。
ニコ動のコメントでは「難病だったから存在ごと消した」等とありましたが、『まどマギ』本編では確かピアノが弾けなくなった男の子の手を治してました。なので奇跡でも治せないものだと想像できます。
神浜市?
実際の地名かと思って検索したんですが、架空のものみたいですね。
知り合った魔法少女にその存在を告げられます。
そこに行けば「魔法少女が救われる」「もう戦わなくていい」らしいですが、あからさまに怪しいですよね。
というか降りる駅を逃してそのまま行ったらあるという事は、案外近い場所のようです。
他にも「魔女が減っている」というのも一つのポイントでしょう。
そしてこのシーン。
今まで手こずっていた敵が新たに登場した敵によって一撃で倒される、という。思わすドラゴン○ールかよ! と突っ込んでしまいましたが、この神浜市の魔女は他所の魔女より強いという事です。
これも大事な点でしょう。
治外法権?
その神浜市に現れた子供キューベイ。
直ぐ後に出て来た新たな魔法少女によると、この場所にQBは存在しないようです。つまりこの神浜市という場所はQBの管轄外な訳です。
ではこの子供QBは一体何物なのか……?
整理
ここまでに出て来た疑問を整理してみます。
- 主人公はなぜ記憶を消したのか? 姉妹の病気はなぜ治らなかったか?
- 神浜市は他の場所とどう違うのか?
- 子供QBは何物?
- 魔法少女は神浜市で救われるのか?
この辺りだと思います。他にもあったらすいません。
勝手な推察
この作品『マギレコ』とは余り関係の話になりますが、『まどマギ』という作品がどういった流れで描かれていったのかをザックリと書いてみたいと思います。
まず『まどマギ』の一期ですが、これは一人の少女が親友を救う為にあれこれ試し、その結果その親友の力によって救われるという話(ザックリ)です。
犠牲と献身の話と言ってもいいでしょう。
そして劇場版では、タイトル通り叛逆。エゴイズムです。献身によって失われた存在を無理やり取り戻すという話(諸説ありますが)。
あのほむら(ホムホム)という女の子は本当に主人公(まどか)しか見ていない。それは美しい友情と言うよりエゴイズムだった、という。
この文脈で『マギレコ』という作品を考えてみるとどうなるか?
自己犠牲で誰かの為に戦う魔法少女たちが自らのエゴによってその献身を捨てる話。何なら他者を犠牲にしてでも救われようとする話。
そんな話になるのでは、という解釈もできます。
展開予想
ここで一つ重要なのは、主人公が子供QBに触れたこのシーン。ここで主人公は失われた記憶を思い出します。よりハッキリ思い出すのは翌朝ですが。
つまりこの子供QBには魔法少女たちに与えられた奇跡を解除する力があるのではないか? 記憶を消したいのも主人公の願いの一つでした。
神浜市に魔法少女たちが集まる、そして与えられた奇跡を解除される。それによって魔法少女たちは元の人間に戻る、そんな仕組になっているのでは……?
これがさっき書いた魔法少女たちのエゴです、エゴによって犠牲から解放されるという。
いつもの手口
でも恐らくそれだけでは終わらないでしょうね、そうやって人間に戻れた! と思った瞬間に新たな絶望を与える。QBのいつもの手口です、それぐらいは用意して来るでしょう。
ここで思い出して欲しいのは、「魔女が減っている」そして「神浜市の魔女は強い」という事実です。
恐らく全体として魔女が減って来たので、QBたちが考え出した手口がこれなのでしょう。だから神浜市の魔女は強くなる。
(ここに関してはいまいち自身がないです。魔女が減った理由は神浜市に魔法少女が集まったから? もしくは他の設定上の何かかもしれません)
主人公の主人公たる所以
ここで主人公の疑問に戻ります。なぜ記憶を消したのか?
これも自信はないんですが、あの姉妹はイマジナリーフレンドか何かだったんじゃないか、と。だから主人公は奇跡を使っていない、元から居ない存在を記憶の中に封印しただけ。なので魔法少女でありながら魔法少女ではない存在。
(でも、弁当箱は二つあったんだよなぁ……)
なので、奇跡を解除されても絶望はしない。自らへの幻滅があるだけ、という特殊な立ち位置になります。
他の説を挙げると、ホムホムが何度も時間を戻したせいで今作の主人公にエラーが起こってしまった。妹が居る世界と居ない世界が存在して、記憶のみがある状態になってしまった。
これもありですね。
更に別案、魔法少女たちは子供QBに奇跡を解除されます。そして人間に戻ったと思った瞬間に魔女に襲われる。その希望から絶望への変化がQBたちの求めるものなんですが、その際に主人公は一度逃げ出している。
でも奇跡によって治したはずの姉妹は奇跡を解かれて死んでしまう、しかし主人公はその事実に耐えられずに記憶を消す方法を探し、再び魔法少女になった。
こんな感じも面白い。
とにかく主人公は何かしらの例外であるはずです、もしくはエラー。その結果として子供QBやその周辺のシステムに先んじて気付き、何かしらの対策を取るかそのシステムの破壊に挑むか。
と、そんな予想となりました。
追記、また別の案。
本当に魔法少女が人に戻されていたとしたら? そして戻す際に魔法少女であった記憶と起こした奇跡も一緒に消される。
だから主人公は過去に一度、魔法少女であった。そして姉妹の病気を治したのだけれど、人に戻る事でその記憶を失くしてしまう。
でもこれだと二度目に魔法少女になった理由が見つからない。うーん、蛇足だったかもしれない。
最後に
調べて直ぐ分かったんですが、この作品ってソシャゲが元だったんですね。だったらストーリーは既にほぼ分かってる?
まぁ勢いで書いてみましたが、外れていてもこれはこれで面白いと思うので良しとします。お付き合い頂きありがとうございました!
おまけ
気付いた方も多いと思いますが、OPに一瞬現れる面々。
四天王ばりの風格、さすがです。