アニメをっち

アニメの感想、持論などを好き勝手に書いております

アニメ「プランダラ」について思うところを語る

 ちょっと別の記事を書いていたのだがまとまらなくて、急きょこの記事を書く。この作品について余り触れないかもしれないがご勘弁を。

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©2020 水無月すうKADOKAWA/プランダラ製作委員会

 いつものように特徴を挙げたいが分析をする時間もないのでダラダラと書く。

 

 エロ押し

 ニコ動のコメントで分かったのだが、原作漫画の作者は『そらのおとしもの』の人らしい。残念ながら露骨なエロ押しに負けてアニメは1話切りした記憶があるが、その後に作者が女性であると知って驚いた記憶がある。

 男が喜ぶエロが理解されているようで、そういうのを描くのが好きなのかは分からないがエロによって読者を釣るという方法論は完璧につかんでいるようだ(まれに例外も居るのだが)。

 

 ただし今作の1話を観た感じでは、『うる星やつら』のあたるを思わせるキャラが主人公らしく、どこか懐かしさも感じた。

 

数字に支配された世界

 この設定に一番グッと来た、何とも皮肉な設定である。

 身に覚えはないだろうか、イイネの数・フォロワーの数・読者の数・スターの数等々。更には貯金の数や売り上げなんてものもあるが、余りにリアルな数字を挙げると文章が進まなくなるのでやめる。

 とにかく現代人は数字に支配されている。これはどうしようもない事実だ。しかもその数字が高い方が偉いなんて、もうこの設定だけで頭が下がる。良くも真正面から描こうと思ったものだ。

 この作者がこの設定を通じて何を描くつもりなのかは想像が付かないが、ここに一つパンチが効いていると思う。エロはその為のエサなのだ(多分)。

 

水無月すうという作者

 正直、漫画も読んだことはないしアニメを少し観てネットで情報を集めた程度で、とてもじゃないが何か言えた立場ではないのだが。それを前提として言うと、かなり変わっているようだ。

 あ、前言撤回。漫画は少しだけ読んだ。ニコニコ静画にあった『毒贄クッキング』という作品だ。1月17日時点で三話まで無料。最新話が少し読めたのだが、かなり妙な作品だ。

 タイトルで検索すれば無料で読めるようなので詳細は伏せる。やっぱりというか序盤は見事なエロ押しで、しかし最新話になると良くこんな方向に広げたなという展開になっている(そう思って読むと意外性も少ないかもしれない、ごめん)。

 

 この作者は職業漫画家だ、それも悪い意味ではない。きっちりとエロやギャグという読者の喜ぶものをやりつつ、自分のやりたい事を模索している。この不思議なバランス感覚が面白い。

 

このアニメ、2クールやるってよ

 原作の評価と共にネタバレも少し見てしまったのだが、どうやら途中で設定が大きく変わっているらしい。そして意外な事に、良く調教された読者(ファンとも言う)はそれに慣れっこなようだ。

 アニメも2クールが既に決まっているようなのでどこまでやるのかは不明だ。でもとにかく化ける可能性はあるらしい。今の段階で評価をするのはまだ早いのだとニコ動のコメントにもあった。

 

 個人的にはそこまで付き合えるかは分からない、というか今期は既に『イド』の方で頭が一杯なので切る方向なのは決定なのだが、こういう人が居るというのを知れて良かったとは思う。

 

まとめ

 うん、やっぱりこの作品については余り触れなかった。それと1話切り決定だと……?

 ならわざわざ語るんじゃねぇよ! というお叱りの声を頂きそうだが、反論の余地もないので頭を下げて記事を締めくくろうとと思う。

 

 すいませんでした!