アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」5話の考察 part2
5話の考察、前回の残り部分です。さっさと行きましょう。
今週のカエルちゃんさん
胸を一突きだそうです、凶器は持ち去られたとのこと、血の下に影があるのがポイントですね。まぁ何ともふざけたトリックでした、視聴者しか騙せねぇよ! という。
胸をやられるのに定評があるカエルちゃんさんですが、ドリルのイドでは首を釣ってたし燃えるビルでは焼死体でしたね。なので必ず胸の傷が死因になる訳ではないようです。
ちなみに凶器はジョン・ウォーカーが持っていたナイフでしょうか? 犯人が奪われた可能性があります。
お久し振りのジョン・ウォーカー
何やら格好良さ気に立っていますが、頭にツボをぶつけられたちうドリフばりの間抜けなシーンです。
でも、ツボ程度ではビクともしません。前回は主人公の一撃でアッサリと倒されてましたが、今回はハリボテではないようです。
その理由は……? まだ分かってません。
ジョン・ウォーカーは怖いらしい
「こんにちは……」
あっさりと謎を解いた後、血の屋根に隠れていたのはこの人物でした。どうやら何人ものイメージが重なった人物らしく、それらは全てハカホリの被害者(六人)とのこと。
「犯人は、君を何者かから隠してるのかな?」
「凄い怖いお化けが居るんです……」
(略)
「じゃあ、カエルちゃん……、この女の子を殺した犯人はどこかな?」
「それも分かりません。でも多分、そのお化けと戦いに行ってると思うんですけど……」
「凄い怖いお化け」は恐らくジョン・ウォーカーだと思うんですが、次の台詞は少々引っ掛かります。カエルちゃんを殺した犯人はハカホリなの……?
この辺りもまだ断定は出来ませんね、またしっかり考察したいと思います。
でも分かっているのは、1・2話同様イドの中に居る人物がジョン・ウォーカーを恐れている点。これは犯人がジョン・ウォーカーを恐れているという事らしいですが、その理由や正体についてはいまだにサッパリです。
主人公はジョン・ウォーカーを知っている?
これに関してもまだ確証はないんですが、
「あいつかぁ……!」
(この絵って確かトレーラーのやつですね)
この台詞は主人公がジョン・ウォーカーを知っているとも受け取れるし、被害者たちと話していた「凄い怖いお化け」があいつかぁ……! と言っているようにも取れます。
なぜこの部分に引っ掛かるかというと、2話で主人公がジョン・ウォーカーに対面した時に「前にもどこかで会ったか」という曖昧な台詞をしているからです。
イドの中では記憶がなくなるはず、それなのに知っているようないないような台詞を口にするのがどうにも引っ掛かります。関係なかったらすいません。
一応、その記事。
アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」1・2話段階での考察 - アニメをっち
(「ファクトチェック」の項目)
ジョン・ウォーカーに殺されたのは?
話の文脈上、殺されたのはハカホリだと思われますが、一応チェック。
(グロめの画像が頻出します)
この服装なんですが、ハカホリのいつもの服ではありません。恐らくですがバラバラになっていた写真の時の服装(制服)だと思われます。
上が現在の服装、下が中三の時の服装。
それ以外にも顔が一瞬だけ映るんですが、
まぁこれでは分かりませんね。なのでもう一枚、写真の切れ端の画像です。
ほぼ間違いないでしょう、ハカホリの若い頃の姿ですね。アナアキの時のようにバラバラの姿ではないようですが、なぜ若い頃なのかは謎です。
というかストーリーの流れから切り刻まれたのはハカホリだろうと推測は出来るんですが。一応です、一応。
ジョニー・ウォーカー
これはニコ動のコメントにあったんですが、「ジョン・ウォーカーはジョニーウォーカー」だとのこと。どういう事だ? と思って検索してみたところ。
スコッチ・ウイスキーのブランドであるジョニー・ウォーカーの創業者がジョン・ウォーカーという人らしいです。
そして「ジョニー・ウォーカー」で画像検索して貰えば分かると思うんですが、ビンに印刷されている人物がこの作品中のジョン・ウォーカーと特徴が一緒です(帽子・赤いジャケット・ステッキにブーツ)。
どうやらこのジョン・ウォーカーさんがモデルになっているようですが、それが意味するところは今のところ分かりません。
やっぱりややこしい恋愛感情
「別に、彼氏じゃないよ」
「でも、君のこと好きだったんでしょ?」
「そういうこと言わないで。そういうこと言うべきなのは、彼本人でしょ」
「……そうだね」
前の記事でも触れたこのシーンなんですが、右に居るのはINAMIじゃないんですよね。さっき書きましたがハカホリの被害者たちです。髪型が完全にINAMIなので勘違いしてしまうんですが、当然ながら被害者六名の中にINAMIは居ません。
その被害者たちが「好きって言いなよ」みたいな台詞を言っている。そしてこのイドの中では恋人みたいなポジションに居るんですよね。いやー、凄く面倒臭い。
殺意を向けた相手が恋人のようになっていて、じゃあイドの中でINAMIはどこに居るんだろう? と思ってしまいますね。え? ああ、例によって分かりませんが、何か?
ジョン・ウォーカーにバラバラに切り刻まれたのもINAMIへの愛情表現か? というのはさすがに考え過ぎでしょうね。どんどん思考の迷宮に入って行く……。
6話で全てスッキリするんでしょうか。
新人ちゃん大活躍
今回は次々と謎を解いてました。これが頭に穴が開いた影響なのかは分かりませんが、映像的に額の穴は何度も映されてました(もしくは画面が顔の上に寄る)。
ちなみに画像のこのポーズですが、人は無意識に自分の傷やコンプレックスに手をやるクセがあるそうです。ただ新人ちゃんのこれは傷を守るというより思考ポーズになってました。脳を使うと何か感覚があるんでしょうか?
とにかくこれから何度も見るポーズになりそうです。
勘の良さ
今回キレッキレだった新人ちゃんですが、その中でも気になったのはこのシーン。
「あ、私たち向かうとこ、私が決めてもいいですか?」
「おう、一番可愛い子選べよ」
「はいはい……」
ベテランの台詞は置いておくとして、この後一番に向かったのがINAMIの家でした。中三の時の写真を見ると女の子の数は恐らく三人。三分の一と考えるとそこまで凄くはないかもしれませんが、それでも一発的中です。
推理を含め、これは頭に開いた穴の影響か? とも思えるんですがそうも言い切れなくて、1話の「たこや」を憶えている方なら分かると思うんですが、その文字の向きから犯人の家を突き止めていました。なので元から勘のいい子だとも言えます。
なので新人ちゃんはハカホリほど大きな変化が起きていない、と言えそうです。今のところは……ですかね。
その他
今回は主人公の過去には触れなかったし、カエルちゃんもいつも通りでした。ミヅハノメに関しても情報が出て来ないし、ジョン・ウォーカーも登場しただけという感じ。
主にハカホリ回だったので、最初に観た時は記事が書けるか不安だったんですが何とかなりましたね。
ストーリー的に気になるのは、この画像の外務分析官である西村は大丈夫なの? とか、サディストのINAMIはハカホリが現れる前にどうやって自分の欲求を満足させていたのか? とか前話の犯人(模倣犯)である大野さんはどうなったの? とか。
大野さんは多分、主人公やアナアキと一緒に収監されているはずなので、登場させようと思えば出来ると思うんですがもう出番はなさそうですかねぇ。
しかしまぁ今回も面白かった。細かく見ると難しいんですが、ボーっと観ててもエンタメとして面白く観れる。今更だけどこの作品、凄くない?