アニメをっち

アニメの感想、持論などを好き勝手に書いております

アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」 8話での推理

 今の内にやっておかないと9話で全て間違っている事が分かってしまう。だからその前に、

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「俺の推理を話すよ」

 

  推理といっても推測の範囲です、「犯人はお前だ!」みたいな事は言えません。というか今の段階では投獄されてる連中以外全員に犯行が可能なのでは……?

 

 

  

 

システムの制限案

システムの正しさと現実の正しさ

 8話のラストで「名探偵」としての正しさに疑問が呈されました。名探偵として活躍する事が罠ではないかと思わせる台詞で終わっています。

 なので、その前提で進めたいと思います(この段階で間違っている可能性あり)。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

 イドの中で記憶を失う理由は2話でこう語られていました、もし自分のイドに入った際にドグマに呑まれるを防ぐ為ではないか、と。

 しかし、これが違ってるとしたら? イドの中で記憶を失い名探偵となるのはミヅハノメのシステムが作り出したもの。ミヅハノメには何かの意図があって、その為に動いているとしたら……?

 

プロトタイプミヅハノメ

 ミヅハノメにプロトタイプが存在するのではないか、そんな説が6話で語られました。仮にそれが存在するとして、プロトタイプは現在のミヅハノメより様々な事が出来たのではないかと予想します。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

 現ミズハノメは警察で使われる事を前提としています。なのでシステム的にも調査や証拠集めにしか使う事が出来ません。ミヅハノメのシステムは警察用にカスタマイズされたものだと考えます。

 だとすると制限のないプロトタイプにはより多くの事が可能です。 6話で語られたように、人の意識に直接働きかけるような事も出来るのではないか。

 

システムの目的

 システムの目的は、今述べたようにミヅハノメの持っている力の制限です。でも、8話のラストで叫ばれたようにイドの中のミヅハノメに入る事が本当に罠なのだとしたらどうでしょう。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

 ここでもう一つ、パイロットのイドは特殊なものである、という仮説を立てます。パイロットの無意識にはミヅハノメが存在します、なので8話で主人公と穴井戸の二人が潜っているイドは以前のパイロットの物だと仮定します(多分、この段階で間違ってます)、誰のかまでは分かりません。

 

 現ミヅハノメはシステムによって制限を受けている為、パイロットの無意識にもその影響が現れます。なのでパイロットのイドに入るとシステムによって制限されているのがバレてしまう。だからバレない為にイドに潜り込んだ人間を罠にかけようとしているのではないか……?

 

動機は?

 ここで根本的な問題に戻ります、なぜプロトタイプを使って連続殺人犯を作り出したんでしょうか……? これに関しては正直、分かりません。

 マッドサイエンティスト的な人がやっているだけなのか、それともミヅハノメを使って「蔵」の特権的な地位を確立しようとする局長の企みなのか、もしくは偶然そうなってしまっただけか。

 

 動機に関しては少し弱いところがあります。

 

 プロトタイプミヅハノメ

ミヅハノメ内での記憶

 少々ネタが被っているのが申し訳ないんですが、またプロトタイプのミヅハノメがあるという前提で進めます。

 

 現ミヅハノメはイドに潜るとパイロットは記憶を失います。しかし出た後にはイド内部での記憶が残っている。

 もしこの逆の物がプロトタイプだったら? という着想です。

 

自覚のない犯行

 逆である、つまり記憶のある状態で中に入れるが、出ると記憶を失ってしまう。なので犯人と思われる人物は自覚がなくジョン・ウォーカーをやっているのではないか。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

 記憶がないのになぜ出来るの? という疑問も生まれますが、それに関しては衝動という言葉で答えます。犯人は衝動的にプロトタイプを使い、人の無意識かイドに潜る。そして出ると同時にそれら衝動的な行為の記憶を失ってしまう。

 

 この設定だともっと違った形の方が活きてくる気はするんですが、例えば完全な嘘発見器がある世界や他人の嘘が分かる能力者が居る設定ですね。

 まぁ仮説なのでいいでしょう。

 

動機は?

 この場合、特に動機は気にしなくていいと思います。衝動は誰にだって存在する、それこそ愛情表現も衝動ですから。

 研究欲、探究心。もしくは誰かを救いたいという衝動で、逆に人を追い詰めてしまう事だってある訳です。

 

 ある種、プロトタイプのミヅハノメに操られているような状態になってしまう、そんな説です。

 

 

とんでもない結末を!

 舞城王太郎の読者やファンの方はやはりこう思っているようですね。今度は何をしでかすんだろう、と。

 脚本の舞城王太郎という人が過去に書いた名探偵ものというのはかなり奇抜なものが多かったです。なので今度も何か仕掛けて来るに違いない。

 個人的にもそう考えている人間の一人です。

 

 なので予想はしていますが、正直当たっているとは全く思っていません。というかもっとぶっ飛んだ予想をしたいんだけれど、どうしても自分の想像力の範囲に収まってしまうのがもどかしいです。

 今回はとりあえず二案のみですが、パッと浮かぶのはもっとあります。ただ、具体的に書いて行くと「あれ? あれ?」となって煮詰まってしまうんですよね。自分の論理の甘さに気付いてしまう。

 この辺りも少し考え中です。

 

 とりあえず後半戦に入りました、これからも楽しみだー。

 

 

 

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