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アニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」 一話を見てざっくりと内容を予測する

 

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©特殊凶悪犯対策室 第七課


 ブログを開設しつつも記事を書くのが遅れてしまい、既に2話か3話まで進んでしまっているようです。

 出遅れ感はありますが、一話の内容と作品を狙い等をざっくりと予測して書いてみたいと思います。

 

 要素としては、

・警察官のチーム物

・熱血新人刑事と中年玄人刑事の二人がメイン

異世界要素

 

 この三つを挙げてみます。

 

 まず警察官のチーム物ですが、これは 古くは「太陽にほえろ」にあるような、各話でチームの誰かにスポットが当たり事件を解決していく形式。

 

 次に熱血新人と玄人中年というペア。これも結構、王道という気がします。具体的な作品名はサッと浮かびませんが、凸凹コンビとして面白い。

 そして恐らくこの作品のテーマであろう正義というのが熱血新人のキャラから強く溢れ出ています。

 

 最後に異世界要素。

 ぶっちゃけこれに少し頭を悩ましています。一話の冒頭で「この世界にはかつてエルフやドワーフが居た……」等の説明がされるんですが、一話の中に出て来た? というぐらい今のところ存在感が薄い。

 混血化が進んでるからか、流行の要素をとりあえず入れておけとして入れ込んだだけなのか。

 この辺りはまた後で触れます。

 

 

 カンのいい人は気付いたと思うんですが、一話の最初の方で新人刑事の回想シーンが入ります。9年前にあった事件で、当時まだ中学生? だった新人刑事が命を助けられ、それをキッカケに警察官の道を歩もうと思った重要なシーンですね。

 そこで主人公を助けた刑事らしき男なんですが、彼が恐らく一話のラストで人を撃ち殺している顔に傷のある男なんでしょう(間違ってたらすいません)。

 ここですれ違いがありますね。片や命を助けて貰って刑事を志した者、そして命を助けたにも関わらず今は人の命を平気で奪うようになっている者。

 前者は念願かなって刑事となり、後者は人殺しへと姿を変えてしまった。後者の彼に一体何があったのか……?

 

 つまりこの作品は正義を問う内容になっている訳です。一話で正義感丸出しで犯人を殴っていた新人刑事の言動が全てフリな訳ですよね。いやー、中々タチが悪い。

(繰り返して書きますが、あくまで個人的な予想です。間違ってたら笑ってやって下さい)

 

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©特殊凶悪犯対策室 第七課

 

 そしてまだよく分からない要素として、敵の存在があります。”ナイン”と呼ばれている犯罪組織集団らしいのですが、何を目的としたどういう集団なのか一話ではほぼ分かっていません。

 でもこのトクナナという部署はその特殊凶悪犯に対抗する為のものであり、その為ならそれなりの事を仕出かしても許されるようです。

 一話でレンボーブリッジを破壊してましたし。

 この超法規的な部分はこの作品の見所の一つだと思います。

 

 ここで思い出して貰いたいのが異世界要素ですね。

 かつて存在したいくつもの種族が、なんやかあって仲良く一緒に暮らしているとかいう。

 やっぱり何かあったの? と勘繰りたくなるこの感じ。

 つまり差別や民族浄化といったどうにもならない問題がこの世界でも起こって、その結果生まれたよじれがナインという犯罪組織集団ではないか、と。

 これに関しては余り自信がないので声を大きくして言えないですが、そうであったら面白いな程度です。

 どうも異世界要素がフワフワしていて良く分からないので、その辺りは2話を見ればもっとスッキリするんでしょう。

 

 でもこの異世界要素というやつ、使いどころによっては結構面白いんじゃないでしょうか?

 超能力やSFを異世界要素として出す。怪力能力をドワーフの血筋として、草木と会話できる能力をエルフの血統として出す。吸血鬼なんてそのまま超能力者だし。

 他にも特殊な技術の説明にも血が混じっているといえば通用するかもしれない。

 この作品が今までの刑事物と大きく違った点は良くも悪くもその辺になるんじゃないのかなーと、この辺りで勝手な推測を終えておきます。

 

 

 

 でもまぁ、一番重要なのは過去や世界観じゃなく、一話一話の事件をいかに面白く見せるかって事に尽きる訳ですが。

 それがまぁ難しいんですよねー。