アニメをっち

アニメの感想、持論などを好き勝手に書いております

アニメ「慎重勇者」を三話まで見た感想

 三話まで観て……、

 ああ、これクレヨンしんちゃんだ! と思ったので書いてみます。

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(C)土日月・とよた瑣織/KADOKAWA/慎重勇者製作委員会

 勇者の出るファンタジー作品と言えば冒険。なのですが、基本的にこの勇者は自宅(神界)に入り浸っています。そしてその自宅で神々に迷惑を掛けて被害者を作りつつ、たまに外に出てそこでもまた被害者を作る。

 マイペースな主人公が周囲の人間に迷惑を掛けつつ進行する、この形式ですね。

 

 どちらも突っ込み役が必要なのも共通しています。ある程度で歯止めを掛けてくれる人間がいないと冗談では済まなくなるからでしょうか。

 クレしんの場合、その突っ込み役は場所によって変わりますが、慎重勇者の方は専属のようです。まぁ今後どうなるのか分かりませんが。

 

 クレしんと違うのは迷惑の掛け方が下品な行為であるのに対して、こちらは破壊や精神的なえげつのなさである事でしょうか。

 扱うネタは違いますが基本構造は同じなのではないか、というだけの話です。

 

 まぁ、単にクレしんが大好きなのでそう見えてしまっただけかもしれませんが。

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©臼井儀人双葉社・シンエイ・テレビ朝日ADK

 

 話は変わりますが「慎重勇者」のキービジュアル、上の画像の方ですね。三話で仲間になった(?)二人とそれ以外の人物はどうも女神っぽいです。

 これはやっぱりほとんど冒険せずに自宅(神界)に入り浸って、救うべき異世界よりもそっちのエピソードが増えるという事でしょうか。

 

 ファンタジーの冒険物と言えばやはり、新しい場所へ行ってそこで困っている人たちを助け、新たなスキルやアイテムを手に入れる。

 そういった王道(?)展開からはかなり離れていますね。これはオリジナリティという意味ではかなり評価が高いんですが。

 

 まぁ、そんな冒険心を満たしてくれない代わりに女神たちのティータイムが多くなりそうです。

 HTT(放課後ティータイム)にあやかってMTT(女神ティータイム)かGTT(Goddes Tea Time)辺りでしょうか。

 ほんとにああいう愚痴会というかお茶会が好きですね。

 

 

 ともかく、これからしばらく亜流の「○○勇者」を生み出す事になりそうなこの作品。

 思った以上に楽しませて貰っています。