アニメをっち

アニメの感想、持論などを好き勝手に書いております

アニメ「星合の空」11話でまた一波乱?

 思ったより早く観れたので書いておきます。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 まず、『星合の空』ってどんな話?

 

──家庭に問題を抱えた子供たちが、廃部寸前のソフトテニス部を存続させる為に協力する話

 

 11話はどんな内容?

 

──ソフトテニス部存続を賭けた試合が始まる。そして勝利! そのまま勝ち進んで優勝候補の双子と対決

 

 ストーリー的には主役のペアが勝ち進んで優勝候補と対戦、その強さ息を呑む。という感じでしょうか。

 どちらかというとサブストーリーの方が重要だった気はします。

 

 

 では、最初の方から順次追っていきます。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

  活き活きしているモンペの子供。前回の試合で周囲に認められて自信が出たようです、家以外の居場所が見つかったからでしょう。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 そして直ぐにかかって来た母親からの電話を切ります。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「もう違うんだ。変わるんだ、俺は」

 

 いいシーンです。ハッキリ台詞にしなくても通じるとは思うんですが、テレビ的な描き方ですね。

 その後、鳴り続けるスマホをバッグに仕舞うとタイトルの画面が出るんですが、その間も鳴り続ける着信音が印象的。怖いです。

 こういうのを演出の妙って言うんでしょう。

 

 実際にCMの前だと思うんですが、電話をかけ続ける母親のシーンになります。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「男は、どうしていつもいつも自分勝手なの」

 

 「男は」なんですよね、これって父親が不倫してるって事でしょうか? それとも何か男関連で嫌な思い出でもある? まぁそこまで描かれる事はないでしょうけど。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「あなただけは絶対に、私のもの。あなたの為なんだからね」

 

 この後、スマホを両手で覆うんですが、この時の画像が赤ん坊の時のものなんですよね。つまりこの母親の中では子供はまだ小さいまま、子供の成長に気付いてないんです。

 そして両手で覆って隠してしまう。これは愛情表現や守っているように見えますが、実際は覆い隠して見えなくなっている。こういう何気ない素振りで伝える表現が凄いですね。

 

 それと、「あなたの為」は「あなたのせい」なんです。責任を相手に押し付ける言葉なんですが、割と肯定的に使われるパターンが多いです。まぁ自分も言われるまで気付きませんでしたが。

 恐らくこれでモンペの子のエピソードは終わりでしょう。何度も言ってますが親元を離れるのが解決の一番の方法です、とりあえず親の支配から逃れようという気が起こっただけでも十分な進歩だと思われます。

 子供が自分の手を離れた時にあの母親はどう思うのか……、それを思うとまた切なかったりしますが。これはもう仕方ない。

 

 試合に戻りましょう。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 色黒くんに先制ポイントを取られるシーン。スローで印象付けられています。

 一番最初に強調して見せる事で、そこから先のプレーは適当に書かれていても視聴者は脳内補正してくれる。という一種のテクニック(?)だと思われます。

 そのままワンセット取られ、

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 決めポーズの色黒くん。

 ちなみにこの辺りからニコ動では色黒くんへのヘイトコメントが渦巻いておりました。この子が好きな方はよそのサイトで視聴するかコメント非表示を推奨します。

 というか、これだけキャーキャー言われてたら誰でもこうなりますよね。そしてそういう調子に乗った同性が嫌い、というのは男女を問わないんじゃないでしょうか。

 いいキャラしてると思うんですけどねぇ。許容できるようになったのも歳を取ったからか……。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 ここで知将のサンバイザーくんが動きます、作戦変更。

 前衛の色黒くんを避けて後衛を狙う事に。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 戦況一変。

 負けだした色黒くんはペアの子を見て「邪魔だな」と言う。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「俺はつえーんだからな」

 

 それを味方チームに混ざって観戦している素麺チャンプルーくん。

 この言葉通りです、この子の方が強かった。

 

 この子も前の練習試合の時に、同じようにペアの子で揺すぶりを掛けられたんですが、この子はそれを跳ね除けた。その違いですね。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「お願い、後一点……!」

 

 ラスト一点取れば勝ち、という状況で回想シーンに入ります。廃部か存続かを賭けた試合でした、ちょっと盛り上げに入ってますね。

 というか、思ったよりあっけなかったんですよね。色黒くんがもう少し粘りを見せればもっと盛り上がったんでしょうけど。

 この辺の事情については前に少し見かけたんですが、元々このアニメは二クール予定だったらしいです。それがワンクールになったと。

 情報ソースで監督のツイッターが貼られてたんですが、今探してもちょっと見つかりませんでした。おかしいな……。

 でもOPやEDがやたらカットされているし、展開が詰め込みすぎに感じるのはそのせいでしょう。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 「次のサーブは全力で」

 

 回想が終わり最後の一球。

 なぜか脳内で「次のサーブは(作画が)全力で」と補完されましたが気のせいです。回想シーンは作画の必要ないですからねー。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 そして勝利後に全員で喜びを共有。

 いい最終回だった。 ……え? まぁ、まだ半分ぐらいです。例によって文字数が多くなるので何回かに分けます。

 今回はCパートでとんでもない爆弾を置いていかれたのでその辺りを考えるのにちょっと時間が欲しいんですよね。

 

 

 

 おまけ。

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 アニメーターの方のツイッターです。可愛らしい画像が沢山あるので喜ぶ方には喜んで貰えるでしょう。

 今更の方には今更ですけど。