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アニメ「星合の空」12話 最終回だけど最終回じゃなかった

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

  ニコ動のコメントで監督のツイッターアカウントが貼られてました。なのでこれが最終回じゃないと分かって観てたんですが、それでも最後は唖然としましたね。

 何てとこで終わるんだ……。

 

 まぁ前の記事でどうやっても枠内では終わらない、と予想はしてたんですが。悪い意味で当たっちゃったなーという感じ。

 続編を望む人の為に監督のツイッターでいくつか方法が挙げられています。その辺りも今後の記事で触れますが、とりあえず12話をざっと見ていきましょう。

 

 

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 まずはこのシーン。里親の子が実母の背中を追いかけたけれど、見つける事は出来なかった。

 この子もまだ先の展開があるようです。実母が引き取りたいと言い出す流れもありそうですが、それはそれでまた揉めそう。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 そして不穏さしかないOPのブツ切りから双子戦へ。

 序盤はずっと押されてます。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 ちなみにこのラケットの上部に当たって失点する、という描写ですが。双子の球威や球の伸びに対処できていない、という意味で合ってるんですよね? 球技全般が苦手なのであんまり分からない。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「せっかくの試合なんだから、もうちょっと楽しみたいよね」

 

 ここから主人公ペアが色々と作戦を仕掛けていくんですが、その前に。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「期待外れか」

「新城涼真とは違うな」

 

 双子の初登場シーンでも触れてましたね、メガネくんの兄の話なんですが。その時は確か、「そういえば」という感じで話してたと思うんです、軽い感じで。でも結構ガッツリ意識してたんですね。

 

 「出来の悪い弟は悲劇だな」

 

 と、この台詞はそのままメガネくんの置かれた境遇です。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

セミが鳴いてる……。後四回サーブを打てば」

「終わりか」

 

 このセミの声が一つの演出になってます。後で触れますね。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 そして主人公ペアのダブル後衛作戦、走り回る作戦で双子のペースを乱し、初得点ゲット。その流れで1ゲーム取ります。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 すると双子がケンカを始める。この展開にはなぜか既視感が。

 何気にこの作品ではペア同士の友情が一つのキーになっていて、ペアの関係が悪くなると負けるという法則があります。

 全ての勝負がそういう訳じゃないですが、素麺チャンプルーの子や色黒の子もそうでしたね。

 勝手に「ペア愛勝負」と命名しましたが、次に使う日は来るのだろうか……?

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 双子の剣幕とは対照的に、この二人はほんとに仲がいい。そして何気にスキンシップも多い。

 このまま主人公ペアが2ゲーム目を取ります。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「マジかよ、これって」

「地区予選で、ファイナルゲーム……」

 

 セミの声が鳴り響いた後の双子の台詞。

 ここですね、さっき言ったセミの声に関するシーンなんですが、双子にはもうセミの声が聞こえてないです。それぐらい余裕がなくなっている、追い詰められているというシーン。

 上手いですね、というか三回観てやっと分かった。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「柊真、ソフトテニスって面白いな」

「ほんとだ、こんなに楽しかったんだな」

 

(またスキンシップしてる……)

 ここは深堀したいので後に回します。というかいつも通り次の記事に。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「俺たちの、領域だ……!」

 

 この台詞ですが、一言で言うならプライドですよね。そのプライド故に本来の実力が出せていない、自分で自分の首を絞めている。

 良くある事ですが、自分では中々気付けない。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 そして双子の双子による教育的指導。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「同じ顔していて良かったよ。自分がどれだけひどい顔しているか、鏡がなくても分かる」

 

 この台詞、凄く好きです。上手いなーとうなってしまいました。監督さん、双子でもないだろうに良くこんな台詞浮かびましたね。

 これで双子が息を吹き返します。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 序盤のこれです、球威が復活してます。やはり友情こそパワー!

 

 長くなって来たので少し飛ばします。

 最後の二得点のシーン。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 メガネくんはしっかり球を目で捕らえてます、でも打った球はラインの外へ。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 サンバイザーくんは「凄い……!」と言って空振り。

 ちゃんと全力を出し切った上で負けてるんですね。精神的ないざこざや不仲が原因ではない。非常に気持ちのいい負け方でした。

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 試合が終わり、握手を。

(ここの視線がかみ合ってない気がするのは気のせい)

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

「また、よろしくお願いします」

 

 これはサンバイザーくんの台詞なんですが、この子ってほとんど敬語使ってなかったですよね。ここで急に使ったのは本気で相手の実力を認めたからでしょう。

 

 いやー、気持ちのいい試合でした。そして最終回でした。

 

 

 

 

 

 はい?

 ああ、問題はここからですね。

 

 ここまでで十分、見所があったんですが、この先の方が大問題でした。

 ですが、それについてはまた明日にします。年内はこの作品の記事で埋まりそう。