アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」 8話の考察
今回は余り新情報がなかったように思います、逆に謎を残して終わってしまいました。
その辺りの整理も含めてザッと見て行きたいと思います。
飛鳥井木記
「学生時代は小学校からずっと不登校。高校で退学処分を受けるも、両親に引き取りを拒否されて施設入り。18歳で自殺未遂で入院(以下略)
飛鳥井木記という人物ですが、かなりハードモードな人生のようです。この後、更に自殺未遂を三回行っているので合計四回。自殺未遂でもイドが出来るのは新人ちゃん(本堂町)で実証済みなので、彼女のイドも存在すると考えていいでしょう。
「鳴瓢が暴走してタイマンを射殺した際に、百貴さんに助け出されたと。病院に入院するものの、三ヶ後に失踪。それ以来行方不明」
画像は飛鳥井木記の失踪時に起こった事故? です。何かが起こったのは間違いないですが、それが飛鳥井木記の手によるものなのか、もしくは別の誰かがやったのかは分かりません。偶発的に起こったというパターンも考えられます。
ミヅハノメ
一つじゃなかったミヅハノメ
中央の新人ちゃんは眠ったようにイドに潜り続けています。そして左右に主人公とアナアキ。
機密情報であるミヅハノメが三つもあったのは意外でしたが、ミヅハノメというシステムがこのコクピットのみのスタンドアローンの物なのか、それらを統合するシステムがあるのかは不明です。
イドの中のミヅハノメ
今回のイドの中でもミヅハノメが発見されています。そしてそこにも「飛鳥井木記」の名前が……。
もしかしたらこのミヅハノメはプロトタイプと言われていた物ではないか? と思って比較してみたんですが、一つ前の画像を見て分かるように同じ物のようです(もしくは見た目に違いなし)。
ちなみに7話で新人ちゃんがイドの中で使ったミヅハノメはこちら。やはり違いは見られません。
砂漠のイド
今回のカエルちゃんさん
外傷なし、砂を掘って水気を確保しようとしたが脱水症状で内臓がやられた。
脱水症状は内臓の損傷で死に至る、というのは初めて聞きました。なるほどなぁ。
腕時計?
そして今回の謎である腕時計? ですが、一応調べてみました。
一話より、ジャケットの袖は見えますが何も付けていません。
3話より、何も付けていません。
穴井戸に関しては腕の映っているシーンが確認できませんでした(もっと探せばあるかも)。
この腕に付けていた物が重要なのかは分かりません、とういか余り意味がなかったと後で語られます。盗んだ犯人の足跡を追わせるのが目的だったようです。
でも気になったので一応、一応です。
誰のイド?
「死体からでもなく衣装からでもなく、寝室から思念粒子が出たか。クソッ……」
イケメン室長(百貴)の家。前話にも写真が出てましたが豪邸っぽいです、両親と同居してるんでしょうか?
台詞によるとここが寝室のようです。寝室で殺害した可能性もあるんですが、死体から思念粒子が発見されないのは確かにおかしいですね。
衣装に関してはコスプレして殺す必要性はないので除外。ジョン・ウォーカーの活動(連続殺人鬼メーカー)中に思念粒子が出るかどうかも分かりません。
しかし何か作為的である、というのは間違いないようです。
イドの情報
虫や植物の姿なし(でも鳥は居る)。太陽が真南の方向から動かない、時間が止まっている。
飛んでいた鳥ですが、姿や鳴き声から恐らく鳶(とび・とんび)だと思われます。専門外ではありますが、鳴き声の動画があったので貼っておきます。
恐らく一番重要なのはこの人物でしょう。
赤いのは血液と分かるんですが、黒いのは何でしょう? 白骨化していないので死後の時間はそれほど経っていないようです。でもこれだと男女の区別も付きません。
この人物がこのイドの主なのか、それとも別の重要人物なのかは分かりません。
もしかしたらあの人のイド……?
見覚えがあったので比較画像を張ります。
2話のドリルのイド(足ではなく地面を見て下さい)。
今回の砂漠のイド。
ドリルのイドは新人ちゃんのイドです。似てると思ったんですが、見比べると違いがハッキリしますね。荒地と砂漠は別物と考えていいでしょう。
問題のシーン
ジョロロロロ……
名探偵の二人が自分たちの衣服を小便で濡らしているシーン。それを冷静な目で観察する室長補佐(現室長)。
彼女の目には一体何が映っているんでしょう……?(というか、なぜこの顔をアップにしたのか問い詰めたい)
名探偵とは?
「名探偵だから分かる。俺たちは、何もかもについて全て正しくて。これは、ここでこうしてこうなるように揃っていたんだ」
「イドから出せ! 全部罠だ!」
印象的な台詞で8話が終わります。全て正しいと思っている主人公と室長(元)の対比が際立っています。
この作品では当たり前のように「名探偵」という言葉が使われますが、その理由がようやく分かりました。脚本を書いている舞城王太郎に詳しい方には今更だと思いますが。
あ、でも記事が思ったより長くなっているのでここで区切ります。続きは次の記事で! と引っ張る形で終わっておきます。