アニメをっち

アニメの感想、持論などを好き勝手に書いております

アニメ「星合の空」5話までの感想

 5話まで観て、やっぱり面白いので書いておきます。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

  ただ全ての人におススメできるか、と言われるとそうでもないので注意が必要です。

 

 

 5話は色々と始まった感がしますね。ここまででそれぞれの家庭環境や部活の建て直しがあって、土台は出来たという感じ。

 眼鏡くん(名前覚えてない)が動く事でサンバイザーくんの親父さんが何をして来るのか……?

 それと同時に強豪との練習試合が始まる、と。いい流れですね。

(ネタバレ防止の為、ザックリとしたまとめです)

 

 一つ、注目して欲しいのは4話の親父さんの発言ですね。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 ハッキリ覚えてないのが申し訳ないんですが、クズの子供はクズだ、とかそういう台詞です。

 この親父さんにも子供に対する愛情がある訳です、自分のようになって欲しいという自己愛のようなものが。

 かなりいびつで寛容性の欠片もないですが。

 

 こうも言ってましたね、こんなクソみたいな世界は見限れ、と。

 つまりこの親父さんは自分もひどい目に合ってるんですね。そしてそれを息子にも味わわせる事で自分のようになって欲しい、と。

 これは自分にもそういう過去があるという証明でもあります。

 

 この作品の凄いのはそういうところをちゃんと描いちゃうところですね。親父さんの過去も描かれるのかなー?

 でも、この親父さんが救われるという気は余りしないんですけどね。

 どうなるんでしょう?

 

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 今のところキーになってるのは眼鏡くんですね。今回は他の子も励まして自信を持たせようとしてました。

 そういう熱い人間が一人居る事で救われる。という構図、最近どこかで見たなぁ、と思ったら『彼方のアストラ』でした。

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© 篠原健太集英社・彼方のアストラ製作委員会

 ちなみにそのアストラの方でもそうでしたが、熱い人物にはそれを支えてくれる人物が居るものです。自己肯定感を与えてくれる人。

 確か先生って呼んでる人物でしたっけ。お前は間違ってない、と言ってくれる人。

 

 この作品では眼鏡くんにとってのお兄さんなんでしょうかね。話数は忘れましたが、母親とのいざこざの後にそういう言葉を言ってくれた気がします。

 ああいう人が居ると本当に救われるんですけどね。

 

 ちなみにそれぞれのキャラに発言の説得力を持たせるという事もちゃんとやっていて、えっと、記憶が曖昧すぎて申し訳ないんですが、この子。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 努力したって報われるとは限らない~みたいな台詞がありました。この子も裏でイラストか何かを描いていて、それなりに苦労してるんですよね。

 ニーソぐらいで喜ぶなとか言ってましたね。個人的には痛いところでしたが、ニコニコのコメントに同士が結構いたようで救われました。

 (サーセン、とか、ごめんなさい、というコメントがちらほらありました)

 

 他に気になる点として、メインじゃないキャラクターの家庭環境もかなり見せて来てます。

 さすがにそれも全て解決するつもりはないだろうし、どういう意味なのか頭をひねってはいるんですが、正直良く分かっていないです。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 どこの家庭もそれぞれ事情があるよ、って事でしょうか?



 

 しかしこのアニメの個人的な関心は、完全にクズ親父になってしまいました。

 次に何をして来るの? 眼鏡くんの家にたかるにしてもどんな方法で? ヤクザ的に? それとも半グレ的に行くの?

 それとクズ親父に合ったらお母さんはどんな顔するんだろう……。

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©赤根和樹エイトビット/星合の空製作委員会

 

 とまぁ、久し振りに先が読めずにドキドキしてます。いいお客さんになってますね。

 予定調和じゃないこういう作品がもっと増えると嬉しいんだけどなー。