アニメ「慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」5話をちょっと深堀り
基本的に一つの作品をザックリと語るスタイルなんですが、ちょっと趣向を変えてみます。あれこれ試してみる予定。
まず、『慎重勇者』ってどんな作品?
──慎重すぎる勇者が天界と人間界を行き来しつつ、神々と人間たちに迷惑を掛けながら魔王を倒す(予定の)話。
5話を簡単に説明すると?
──竜族の兄妹を仲間(荷物持ち)にした、でも妹は聖剣の為の生贄になるかもよ?
ついでに根暗な女神を落して振った。
5話のストーリーは大きく言って三本の筋で構成されています。
天界の修行で兄はレベルアップに成功(ついでに剣神も自信を取り戻す)したのに、妹は炎の魔法の才能がないと言われます。
その理由は竜の里へ行って分かります。なぜなら妹は生贄要員であって戦闘要員ではなかったからだ。……なるほど、そういう事か。
そして今回の一番の見所はここでしょう、アデネラの七変化(実際は三回か)。
ここまで極端だと笑ってしまいますね。でもこれって少女漫画のメソッドなんじゃないか、と思います。
根暗な女の子が恋をして変わる。少女漫画に疎いので具体的なタイトルを挙げるのは苦しいですが、『君に届け』『ヤマトナデシコ七変化』辺り? (知識に偏りがあります)
あ、間違ってたらすいません。
他にも勇者の性格って、言葉は冷たいけどいざって時には助けてくれる。少女漫画のテンプレート的キャラクターかもしれないですね。
昨日書いた『スタンドマイヒーローズ』に出てた奴と被ってるなーと思って。
気付いてないだけで他にもあるのかもしれないです。
まぁそんな展開にもしっかりオチが付いているところがさすがですが。
恐らくこの女神もそんな目に会うんでしょうね……。
そういえばまだ回収されていない伏線。
アリアドアと勇者の関係ですね。
元彼? というか元勇者と女神の関係だったんでしょうか。その辺りもアニメ内で明らかになると嬉しいんですが……。
原作が別にあると伏線を回収せずに終わるってパターンも良くあるので、そこがアニメファンの辛いところです。
もしかしたら勇者の性格的な歪みはアリアドアの時に生まれてしまったんじゃないか、と勘繰ってますが。どうなんでしょう。
余談ですが、実際の女神をモチーフにしたのは今回出て来た腹筋女神のヴァルキュレ(ワルキューレ)ぐらいでしょうか?
どうやらこの世界では人間が神になる事があるらしく、全ての神が神話を元にしているようではないようです。
(※アリアドネという神は存在するようです、アリアドアのモデルになってるのかは不明)
と、5話の分析はこんな感じ。
今頃5話かよ! と突っ込みを頂きそうですが、ほんとに遅いですよね。
原因は地上波より一週間遅いネット配信で観ているから。というのと、更にニコ動のタイムシフトで観ているせいです。
地上波は無理にしてもネット配信の翌日かその次ぐらいにはアップ出来るようにはしたいと思ってます。
あ、分析や考察もあれこれ試していくつもりですので、よろしければお付き合い下さい。