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アニメ「ID: INVADED イド:インヴェイデッド」5話の考察

 書きたい事はあれこれあるんですが、時間の制限があるので書ける範囲で記事を上げます。

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

 

 

5話はいびつなラブコメである

 推理は置いといて今回の一番面白かったポイント。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

 序盤で新人ちゃんがこんな顔をしてますが、もしかしたらフリだったのかもしれません。

 後半のガールズトークまで飛びます。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「あの、本当に付き合ったりとかはなかったんですよ? でも、本道町さんも分かりますよね。相手の子が自分のこと好きなのかもなーってこと」

 

 ハカホリはこの女性、INAMI(表札がアルファベットだったので漢字が分かりません)の事が好きなようです。INAMIもその事に気付いていた。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「彼氏は居たけど、本当に好きな人ではなかった」

(略)

「彼氏のこと好きになれなかったの、結局のところ、数田遥の事がすきだったから、とかじゃないですか?」

 

 これらは新人ちゃんの台詞です、そしてこの疑問に対して、INAMIは誤魔化すのみ。

 

 互いに好きな気持ちに気付きながら、付かず離れずというもどかしい関係。昔、ラブコメで良くあったやつですね。

 とりあえず『らんま1/2』が浮かびましたが、最近のだと『ニセコイ』とかそんな感じ? いや、この作品もちゃんと観てないので分からないんですが。

 

 そして最後はCパートのこの会話。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「別に、彼氏じゃないよ」

「でも、君のこと好きだったんでしょ?」

「そういうこと言わないで。そういうこと言うべきなのは、彼本人でしょ」

「……そうだね」

 

 どちらかが好きと言えばくっ付くのに、それが出来ずに「ネチョネチョした関係」だったという。このネチョネチョは新人ちゃんの台詞です、ウエットで煮え切らない関係という意味でしょうか。

 それでも好きな相手を喜ばせようと相手の好きな食べ物や花を贈る、そんな感覚で連続殺人を企てる。

 うん、何だこの話? ちょっと理解を超えてますね、何とも恐ろしい脚本です。

 

 穴が違う

 前回の記事で書いた内容が間違っていたので謝罪と訂正。

 「数田 遥」はハカホリではない、と書いていましたが思い切り間違えてましたね。ズバリ、数田遥がハカホリでした。失礼しました。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「頭の穴に二つ同じものは無いって事ですよ」

 

 だそうです。

 そんなの分かるかよ! って感じですが、脳はデリケートな器官なので少しのズレが大きな違いになる。脳の大きさも個人差があるらしいので、……まぁそういう事です。

 

ハカホリの殺意と愛情

 何やらややこしかったので自分用のメモ。

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「無意識の中で、キスしたいって気持ちと殺したいって気持ちが入れ替わってるんだ」

「数田を殺人に駆り立ててるのは恋愛感情で、愛情表現に駆り立ててるのが殺意だって事ですね」

 

 思念粒子が感知できなかった理由がこれらしいです。恋愛感情で人殺しをしてるから殺意なく人が殺せる。でも二つ目はちょっと分かりにくい。

 さっきのラブコメ理論を踏まえると、好きな人に愛情表現が出来ない、愛情表現をすると殺してしまう。というのは分かるんですが、愛情表現に駆り立てている、というのは分かりにくい。

 

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(C)IDDU (C)2019「イド:インヴェイデッド」製作委員会

「数田は殺意ではなくて、恋愛感情を衝動にして人を殺し、殺人動画を公開して、好意を寄せる相手に送り届けている」

 

 愛情表現をしようとすると殺意になってしまう。だからプラトニックな関係の相手に愛情を伝えようとする手段が人殺しになって、ハカホリという連続殺人犯を作り出した。

 そしてその人殺し、人が苦しむ姿を見るのを喜ぶという相手がINAMIだった。と。

 

 整理したら余計分からなくなった、という声が聞こえてきそうですが、個人的にはちょっと納得しました。

 

 

 何となくオチが読めてしまったんですが、まぁ今まで予想を散々外して来たので書いておきましょう。やっぱり最後はちゃんと告白(愛情表現)をINAMIにして話が終わるんじゃないでしょうか。しかも突発的な愛情表現ですね。

 と、そんな感じで考察記事の前半戦を終了します。

 

 

woti-samurai.hatenablog.com